CD

onsdag 15. februar 2012

ナタリー・デセイ/ドビュッシー歌曲集

そんなこんなの後、梅田のタワレコで、デセイ様のドビュッシーの新譜を聞いたのですが、これまた、ガツンとやられました。デセイ様、素晴らしい!もちろん、カッサールの伴奏もなかなか良いです。

デセイ様の何が素晴らしいかって、やっぱ、これぞフランス、これぞドビュッシー!っていう歌い方ですね。

1曲目の「星月夜」を、手元にあるCDのメストレのハープ伴奏によるダムラウの演奏と比較してみると、やっぱりダムラウはドイツ系だなと。

素人にも見分け易いのは、ハイトーンのAの維持の仕方とか、その持ってき方とかでしょうか。

それだけじゃないんですけど、デセイ様には、フランスで育まれたからこその歌い方があり、ドビュッシーファンを満足させてくれるというか、とにかく、素晴らしいです。

で、早速、このCD買ったのですが、このCDには、なんと、「小組曲」の「メヌエット」の原曲が入っていたのでした。「艶やかなる宴」という曲です。「小組曲」の「メヌエット」は、「艶やかなる宴」を下敷きにして、作曲されたのですね。

あと、わかったのですが、「小組曲」の各曲のタイトルは、ヴェルレーヌから取られているようで、それがこの曲の演奏のヒントとなっているのですね。

やっぱ歌曲って重要だなぁ。

さらにさらに、「月の光」も、いい曲だぁ!と思って、楽譜を確認したら、この曲は、♭6つではなく、♯6つなのです!ここで、問題となるのが、ドビュッシーは、どういうときに♯の多い曲を書いたか?♯が多いという調に、ドビュッシーは、どんな象徴を託していたのか、ということです。

♯が多いので思い出すのは、先ず、「金の魚」です。そして、次が、「海」の「波の戯れ」の冒頭直後の我が愛すべき楽器のハイトーンソロのところです。

こういうことをつらつら考えると、ベルガマスクの月の光は、やや銀色がかっていて、歌曲の月の光は、やや金色がかっているのかと。

やっぱ声楽家以外も、ちゃ〜んと歌曲っていうか、詞がついた曲を勉強しないとダメですね。

さて、デセイ様のCD。「ピエロ」という曲も、面白かったです。フランス民謡「月の光に」のメロディーに基づいているのでございます。

こういうのを見ちゃうと、「雨の庭」で「もう森へは行かない」が引用されているのも、民謡とどういう関係だったのか、ということを考えざるをえないわけです。

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torsdag 26. januar 2012

祝!特選盤選定

実は、原田さんのシューベルトのCDは大分前に買っていたのだけれど、シューベルト・チクルス Vol.9で生で聴いた21番のソナタの体験を大事にしたくて、聞いていなかったのだ。

けれど、レコ芸特選盤に選ばれたということで、レコ芸の批評を読み、良く知らなかったのだけれど、レコ芸って特選盤を連発するわけでもないようなので、やっぱりこれは聞かないとと思って聞いたのだった。

(CD情報)
Harada Hideyo, Schubert, Wanderer Fantasy, Sonata #21, B-Dur, D.960, Audite

さすらい人幻想曲、鮮烈な出だしに驚きました!はじめの数小節で聴衆を捉えるというのは、こういうことを言うのでしょう。先ず、1小節目の和音の響きが違います!そして、2小節目に駆け上がるアルペジオが違います!そして、なんということでしょう、18小節目からppで再現される主題は、ppの従来の意味を、根底からくつがえすようなppです(ちょっと大袈裟だけれども、Balとしてはそんな感じ)。そして、そのあと、譜割りから離れた「音楽の再現」として、弱音による和音の応答が訪れるのです。

このあたりまで来て感激することは、従来の原田さんの演奏に垣間見られた「原田節」というのは一切無くて、原田さんのエッセンスが昇華されたものがこの演奏に入っているということ、それを通して原田さんにお会いしているというところが、あ〜、原田さんはどんどん昇って行くんだな、というところが、嬉しくもあり、寂しくもあり、悔しくもある、というところでしょうか。

あと気づいたところは、録音も素晴らしく、楽器も素晴らしく、その響かせ方も素晴らしいのですが、こんなに素晴らしくしちゃって良いのだろうか?シューベルトは果たして頭の中にこんなに素晴らしい音響を描いていたのだろうか、というあたりですかね。ウィーンのシューベルトの生家の、あの天井高のあの部屋、そして、あのピアノを記憶から取り出したとき、ここまで素晴らしくしちゃって、シューベルトに対して手厚くし過ぎちゃっていいの?演奏家って仕事は凄いです!

ピアノソナタの21番も、言わずもがな素晴らしいです。例えば、第1楽章、主題を、提示部で演奏する意味と目的、再提示部で演奏する意味と目的、そして、展開部後の再現部で再度演奏する意味と目的、が、それぞれよく性格付けられ、そして、それを具現化する方法とテクニック!

原田さんがおっしゃる、私は楽譜に書いていないことはしていない、楽譜はシンボルを読むものである、反復は使うものである、この辺りの実践といっては表面的なんですけど、それらの考えを通して、作品の演奏として大きくまとめあげたものが、ここに在るのだ、という大きい感銘を受けます。

さて、最近、原田さんをキーワードとしてインターネットをサーチすると、ヒット数が前に比べて、どんどん増えているような気がします。日本国内もそうだし、また海外のサイトを含めて、原田さんの演奏への感激が綴られたページにお目にかかることが増えて来ました。

今回のシューベルトのCDは、間違いなく、今後の原田さんの業績が、歴代の大ピアニストに偉業の系列に入っていくということを位置づけるものであると言えましょう(私的な一支援者として)。

ということで、さすらい人幻想曲の冒頭が、頭の中で、ヘヴィロテ中 :-)

さて、4月のスカルラッティアーナの演奏会に行っても、もうサインしてもらうCDが無いんですけど。;-)

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torsdag 12. januar 2012

三部作

リードを削りながら、今まで、聞いていなかったら、三部作(プッチーニ)のCD聞きました。EMIのパッパーノのロンドンのCDです。

外套のラストなんですけど、まるで、スプラッター映画に出てくるような、怖〜い叫び声で、これは心臓に悪いです。

アンジェリカは、ピアノ2台の使い方が、本当にもったいないと思います。

ジャンニ・スキッキは、はじめCDを聞く前に、楽譜で一生懸命ソルフェージュをしたので、イントロのシンコペーションの動機を、半拍ずれることなくシンコペーションとして認識することができました。あ〜、よかった。

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fredag 25. november 2011

シカゴ・ブラス

シカゴ響のレーベルの、シカゴ・ブラスというCDを買ったわけだ。フルネームだと、CSO Resound - Chicago Symphony Orchestra Brass Live となる。

グレンジャーのリンカンシャーの花束とか入っていて、大変、魅力的だと思っていた。
ほかには、ウォルトンの王冠とか、ガブリエリのカンツォンとか、バッハのプレリュードとフーガのハ短調とか、レヴュエルタスのセンセマヤとか、プロコのロメジュリのモンタギュー家とキャプレット家、踊り、タイボルトの死とか。

ところが!

これは金管セクションの演奏であって、吹奏楽ではなかった。大変、がっくり。

でも、演奏は、大変素晴らしく、シカゴはすごいなぁ、という感じ。

あと思うのは、やっぱ、金管って、木管に比べ、物理的に発音の立ち上がりが丸いかもしれない。木管のリード楽器は、リードの振動始めが発音の始まりだから、やっぱ、唇に比べると、はっきりしてるんじゃないかと思った。

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måndag 26. september 2011

タローのプーランク

久しぶりにプーランクの話題。

タローのプーランクのCDを買ったのだ。Arionから出てる奴なんだけど、1996年くらいのCDで、ライナーノートの写真みたら、まだ若いし。今は、harmonia mundiと契約してるように思うので、その前のことなのでしょう。

演奏を聴くと、この時代の頃から、この人の感性は、ほかの人と違っていて、凄い!と思う。もう出だしからして、プーランク弾きが弾くプーランクと違う。でも、魅力的。

フランス組曲も面白い。この人は、どうしてこういう弾き方を思いつくのだろう?どこまでもしなやかなフランス組曲。

この人のインタビューをTVで見たことがあるが、どこにもとがったところがない。普通を極めると、このようなところにいきつくのだろうか?

最近出たバッハのキーボード協奏曲のCDを、タワレコで立ち聞きしたけど、D-Durの協奏曲(VnのE-Durの協奏曲を編曲した奴)の出だしが活かしている。初めの三音を極端にディミヌエンドしている。たしかに、こっちの方がクラシック的だ。しかも、こうしたことで、そのあと普通の違う展開になることが、よ〜くわかる。やっぱり、初めの数小節というのは、この曲にどう対峙してきたかを聴き手に伝えるために、大変、重要なのだと思う。

これからもタローに注目!

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onsdag 13. juli 2011

大地の歌

大地の歌のCD買いました。これで、4枚目。Bal's cdbに入力はしてませんが・・・。

ウィーン/ブーレーズ、ギーレン/WDR、ヘレヴェッヘ/オブリクに続いて、今回買ったのは、シカゴ/バレンボイム。アメリカンの場合の演奏を参考にしたかったので。

その結果・・・買って、良かったです。大変、参考になりました。バレンボイムは情熱的な側面と、リリカルな側面を両方持った人ですよね。それが、この演奏にも表れていたと思います。シカゴのアイデンティティも感じられました。

そんな中にあって、オーボエはたぶんクラインではない人だと思うんだけど。なかなか良いです。あの時代は、誰でしたかね。第2曲の冒頭も、なかなか楽譜に忠実です。

第4曲のfの部分は、バレンボイムの指揮がなかなかのin tempoなのと、金管がアメリカンなのと。第5曲のラストは、本当に花吹雪がぷわ〜っ、ぷわ〜っと、舞ってるようで、シカゴ凄いです!

第6曲は、一つ学んだところがあります。葬送行進曲みたいな長いところが静まって行く中で、一か所、フェルマータがあるんですが、この葬列の歩みを止める役目にあるのが、オーボエに回って来ているのかなと。そんなつもりで、美人フルート先生から言われた指摘を具現化してみたいと思います。まあ、ここを含めて、本当にこの曲は、ソリストとの絡みが多いですが・・・。

あと、バレンボイムの曲の作り方として、第6曲最終部分に導かれるeの引っ張りが大変美しく、感銘を受けました。バレンボイムの叙情感、ここに極まれり、とは言い過ぎですが、そんな感じです。

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laurdag 19. februar 2011

アフリカ

タワレコ行ったら、視聴コーナーでタローのスカルラッティ見つけて、聞いてみたら面白かったので、買ってしまいました。

なんかほかにいいCDは無いかとうろうろしていたところ、アフリカの音楽とヨーロッパ音楽の出会いっていうことで、アフリカンなテイストのバッハのCDがあったんで、これも買ってしまいました。帰ってから聞いてみたけど、もっと融合してもよいと思います。

あとは、DVDを1枚。バレンボイム/ベルリンのプラハでのモーツァルトの演奏会。ボーナスフィルムとして、プラハの町を紹介してるのがあるそうなんで、予習として (^_^;;;

そうそう、で、昨日の夜は芸術劇場でタローさん演奏してましたね。すごい偶然!ケラスとの演奏は、プーランクのフランス組曲のCD持ってるんですけど。

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fredag 11. februar 2011

Vilde Frang ヴィルデ フランク

2月の青組さんのクラシックチャネルはカルメン(カラス、プレートルの奴)なんだけど、新譜紹介で、ヴィルデ・フランクのシベリウスの冒頭が紹介されていた。

シベリウスのコンチェルトはあんましまともに聞く気合いは、今までなかったのだけれど、いっちょまともに聞いてみたい!と思うような出だしだった。というのは、まるでフラジオのようなノンヴィブラートの音で、場所と時代が異空間の飛ばされたような不思議な感覚に浸れたからなのである。このあと、3楽章まで、どんな風に展開されるのか聞いてみたい。そう思ったので、AmazonでCD注文しちゃいました。明日、あさってあたり届くといいのだけれど。

カップリングはプロコフィエフだそうで、最近、日本音楽コンクールとか出光受賞記念演奏会とかで、ショスタコとかプロコとかしきりに演奏されてるので、結構、興味持っちゃっています。

そうそう、ヴィルデ・フランクは3月に販売される予定の、バルトークとかのソナタの新譜もAmazonで先行予約しちゃいましたw

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torsdag 27. januar 2011

メンケン

メンケンねたを三つ。

  1. クリスマス・キャロル Christmas Carol (musical)

    DVDを入手して見たのだけど、いやぁ、これは、なんといったらいいんでしょう?ひとことで言うと「白けた」。
    やっぱ、クリスマス・キャロルのベストは、Albert FinneyのScroogeだな。Scroogeは作り物感があることはあるけど、作り物だけで終わらないのは、楽しい歌や踊りと、どうにもこうにも共感させられてしまう役者達の感謝感の表現である。何度見ても、最後にスクルージが甥の奥さんから食事の誘いを受けるとこなんか、何度見ても涙、涙・・・。今でも、俳優活動を続けているアルバート・フィニーならではだなぁ、というところ。
     

  2. 塔の上のラプンツェル Tangled (movie)

    CDを聞いて感じるのは、"Mother Knows Best"が、一番おもろいかも。歌っている人が達者だってとこがポイント大。ちなみに歌っているのは、Donna Murphyという人である。歌聞いてる、って気にさせてくれます。
     

  3. 天使にラブソングを Sister Act (musical)

    CD入手したけどブロードウェイじゃなかった、ロンドンのウエストエンドのオリジナルキャストだった。
    デロリス Deloris のPatina Millerは、大抜擢されただけあって、素晴らしい歌唱力だと思います。曲は、イマイチだけど。
    修道院長 Mother Superior の Sheila Hancock はなかなかいいです。Here Within These Walls が実にいいですね、歌詞と歌唱力が。曲は、ほかの曲に比べたらオリジナリティがあって、とってもいいと思いました。デロリス食われかねないほどです。CD聞いてるだけで、修道院長の迷いと脱出の希望と納得が伝わってきます。シーラ・ハンコックいいですね。
    デロリスも修道院長もオリヴィエ賞にノミネートされただけのことはあります。

    ところで、オリジナルの映画では、修道院長をマギー・スミスが演じていたんですね。知らなかった・・・。どんな風に演じていたか、見てみたい気が・・・。

    アルバート・フィニーのほかの作品も見てみたい今日この頃です。

    ついでに、クリストファー・プラマーの作品も・・・。

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sundag 23. januar 2011

Tangled

110122_120322Tangledのオリジナルサウンドトラック盤(OST盤)が届きました。メンケンだったので。

録音がなんとなく、声が浮いてるような気がします。各国の歌を重ねるためかもしれない。

封切になったら、見に行くかも。110122_112122


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