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torsdag 19. januar 2012

スカルラッティアーナを巡って

そもそも、何故、プルチネルラが生まれたかという元を辿れば、トマシーニの陽気な貴婦人たちLe donne de buon umoreに行き着くらしいのである。で、この曲も実は、スカルラッティの曲に基づいているわけである。

そうして、古い曲を編曲してバレエ化することが流行りだして、ストラヴィンスキーにもペルゴレージ(実はガロとか、ヴァッセーナル伯とか)の曲をバレエ化するように依頼を受けたところ、ストラヴィンスキーは依頼を上回る素晴らしい作品が後世に残ったということである。

で、実は、プルチネルラの影に隠れてしまった作品がいろいろあるのでして、その一つが、カゼッラのスカルラッティアーナだと思うし、マリピエロは、ラ・チマロジアーナLa Cimarosianaとか、ガブリエリアーナGabrielianaなどという曲を作っていて、悪ノリもいいとこだと思う。

で、面白いことに、レスピーギもチマローザの「女の悪企み(女の手管)Le astuzie femminili」などという、ダイバーシティ時代には考えられないタイトルのオペラを再構成したりして、当時は、イケイケドンドンだったことがわかる。

レスピーギにしたら、古い曲を蘇生させる気概の中で、行ったことだと思うけど、リュートのあれや、鳥のようには、スポットライトを浴びていない。

まぁ、そう似たような趣向の作品があまたある中で、プルチネルラの二番手は何かというと、どうやらカゼッラのスカルラッティアーナのような気がする。その理由は、イタリアには大したピアノ協奏曲が無いので、もしイタリアの作曲家の作品でピアノ協奏曲を選ぶとしたら、このスカルラッティアーナくらいしか浮かびあがってこないのではないかと思うからである。

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