終わった
終わった。
拍手を聞いたとき、あ〜、聴衆は適度に楽しんだ程度なのだ、とがっかりした。
でも、仲間とのアンサンブルは良く頑張ったと思った。一丸となって演奏した。うちの団の特長である。
個人的には、小さい頃から憧れていた曲だったので、虹の中を歩くようなものなわけである。大体、虹の中を歩くときは、あっという間である。
終わってみれば、どうだったかというと、不満足な点があったように思う。
作曲家の問いに、どう答えるか、それを、指揮者と会話し(もちろん音楽の上で)、奏者間で会話し(もちろん音楽の上で)、その中で、自分を高めて行き、物理的な音に結びつけることが、演奏なのではないかと思うのだけれど、そこには至ってなかったように思う。
そういう苦しみの過程が本番の質を高めるのだろう、ということを、また一つ勉強したように思う。
その証拠に、昨日は、マ・メール・ロワの演奏が、評価が高かったようである。この曲は、指揮者が最も気を使ったようだし、奏者も、管楽器はもちろん弦楽器も、大変、気を使って演奏したようである。
そんなことを、二つの終わったを通じて、思った。
さて、海に戻ると、ステージ上で海を演奏できるとは、大変、有り難い思いをした。確かに、虹の中を歩きました。
ありがとうございました。
.p.s.
二楽章の頭のソロで、「この調は、『金色の魚』で使った調と同じだから、金色の波を表現するのだ!」と思っていたけど、本番では、すっかり忘れていました。楽譜に「金色」と書けばよかった。


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