手を伸ばす
原田御大の金曜日のコンサートの感想。新たな発見があり、またまた勉強しました。今回の演奏会は原田さんのしゃべくり付き。つくづく原田さんはまっしぐらで、ある意味面白いけど、とても純粋で音楽一途なのだと思います。
ちなみに今日のシューベルトのチケットは完売だそうで・・・。
で、原田さんの演奏ですが、一番印象に残ったのは、グリーグのノクターン。この生演奏は松方で一度聞いたことがあるのですが、今回前振りで高樹さんが恋人達の語らいであるとヒントを下さったので、そんな方面に想像を働かせて聞きました。まあそうだったのか、どうだったのか、2連符の上行で、愛しい人に恥じらい、ためらい、いつくしみが混ざり合いつつ手を伸ばす様を感じました。ああ2連符ってそういう意味があるんだ。また一つ勉強です。っていうか、感受性の高い人は違うって感じ。チャイ5の2楽章も同じなのでしょう。または同じシンボルを使っているのでしょう。
トロルの行進は、ところどころグリーグが指定した強弱記号を離れた興味深い演奏。これも松方では記憶にないから、金曜日に生命を吹き込まれた演奏と言えるかも。
メンデルスゾーンの狩の歌は、またまた原田マジック炸裂!原田さんのピアノのテクニックのことなのですが・・・。ピアノがオーケストラのように奏でるとはこういうことなのかと、トゥッティの響きを出したり、高弦が奏するアルペジオだったり、木管+ホルンのファンファーレだったり。それが、ピアノという音源が一箇所のはずが、オーケストラのように違う楽器は違うところから聞こえるように、位置、方向が違う響きがするから驚きです(@_@)世界の最高峰はかくあらんとは恐るべし!
(つづく、もうすぐ終点のつ○ば)


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