27の合唱曲
正確に言うと、児童合唱および女声合唱のための2声または3声のための27の合唱曲。どうひっくり返っても、ミクローシュ・サボー指揮ジェール少女合唱団の演奏がベストである。最近、全曲を聞き直してみた。
昔、実況録音をエアチェックしたことがある。演奏会で演奏する場合、3,4曲ずつまとめて、分けて演奏すべきとのバルトークのコメントの通り、何回か休憩が入るので、長く感じる。フンガロトンの録音でも、グループが形成されている。
が、CDで久しぶりに27曲一気に聞いてみると、結構、あっという間に終わるもんだなぁ、と思った。
全曲のクライマックスはやっぱり最後のグループにあると思う。枕の踊り~カノン~さよなら、どの曲も起伏があって、味がある。さよならは、やっぱ涙が出てくるよなぁ。
27曲中、一部の曲に管弦楽の伴奏をつけた版があるのだが、フルートの代わりに、リコーダーが使われてるところが、面白かったりはするが、少々、間抜けっぽい響きで、同じ編成ならば、ヒンデミットのカンタータ「僕らは町を作る」の方がずっといい。
バルトークの民謡編曲を堪能するには、「子供のために」のほか、この「27の合唱曲」、「2台のバイオリンのための44のバイオリンの二重奏曲」は外せないと思う。
そして、言うならば、さらに、「ミクロコスモス」でバルトークの「語法のエレメント」を体に叩き込んでおかないと、オケコンに散りばめられている「サインSign」に、ニヤッとできないと思う。
午後5時過ぎにろうそくの立つケーキを買おうなどと動き始めるというのが、先ず無謀だということは知っている。それでも、いちおう車は動き始めた。

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