そういうことであるからして、この前の日曜日、トリフォニーでの演奏会に行った。
今回は、高校のサークルの二つ上の先輩とともに行ったのだった。先輩は、ここのアマオケが初めてである。「東京で片手の指に入る上手(うま)さなんですよ」と宣伝しておいた。
錦糸町の北口の改札で待ち合わせたのが開場の15分前。トリフォニーに着いたときは、前から何番目だっただろうか?入口から2,30mのところに並んだかもしれない。
並んでいたとき、通りがかりのどこかのおばあさんが「何があるの?」と質問してきたので「演奏会です。音楽の演奏会ですよ」と答えておいた。演奏会というのは「音楽」を演奏するものなのだから、演奏会の後で振り返ってみても、実際、「音楽の」は要らなかったかもしれない。
入場して場所取り。2階の正面一列に座ろうかと思って2階に行った。しかし、屋根付き。トリフォニーの2階1列が屋根付きだったとは知らなかった。あわてて3階に上がった。そして、正面一列目の中心を確保しようとしたが、そこはビデオ席と貼り紙のしてある座れないエリアだったので、その隣に座った。そのあと、おもむろにクロークに羽織ものを預けにいったのだった。
その日の演奏会はザ・シンフォニカ第45回定期演奏会、指揮は大山平一郎さん、曲目は、ブラームスの大学祝典序曲、エルガーのエニグマ変奏曲、メンデルスゾーンの交響曲第3番スコットランド。
一曲目、二曲目が終わって休憩。すみだトリフォニーで初めてのこととして、ロビーで飲み物を飲んだ。飲んだのは、グレープフルーツジュース、先輩はホットコーヒー。途中、階段近くの椅子のところで、知り合いのご家族をお見かけしたので軽くお辞儀をしたが、大きなマスクをしていたので、こちらが誰かわからなかったかもしれない。
三曲目が終わり、会場をあとにした。で、新橋に移動。新橋でいくぶんきれいなダイニングバー(居酒屋)に入る。
先輩にこの団体の演奏の感想を求めたところ、「出だしはどうかなあと思ったけど、上手(じょうず)な演奏じゃない?」ということだった。
その居酒屋で3時間ほど長居したあと、お茶屋さんを探しに汐留に移動。途中、先輩の携帯に電話が入る。電話が切れたあと、何の電話かと尋ねると、誕生日なのでお母さんから電話があったということ、誰の誕生日かと尋ねたら先輩の誕生日だと言う。なんだ、そうなら始めからそうと言ってくださいよ~、ということで、つつましく食後のコーヒーをプレゼントした。
そうそう、この団体の次の夏の演奏会では、ルーセルのバッカスとアリアーヌの第2組曲をやるそうである。あー、この曲、やりたかったんだよなぁ。高校3年のとき、吹奏楽コンクールの自由曲だったんだよなぁ。一度、オケでやってみたいんだよなぁ。アリアーヌの踊りのソロ吹きたいなぁ。
高校のとき、当初、定期演奏会で第2組曲全部やりたいと言って推薦したのだけれど、結局、コンクールの自由曲として第2組曲の最後のところしか演奏しなかったのだった。当時の顧問の指揮の先生もこの曲を推してくれたのだが、あとから聞いたら、実は、先生は第2組曲の冒頭のところが好きだったということである。あの長いビオラのソロがあるあたりのことだろうか?
自由曲で演奏したのは、アリアーヌとバッカスの踊り~バッカナール~アリアーヌの戴冠である。ルーセルの知的でごついテクスチャ満載の部分。トロンボーンがハイトーンで咆哮し、ラッパが目の回るような曲芸を披露し、バイオリンはどこまでも高く舞い上がり、ホルンが一丸となって雄叫びを上げる。そして、めくるめく興奮の中、弦のトレモロの下行アルペジオで幕(RIDEAU)。
次回の演奏会は海の日の前日、7月19日(日)だそうである。あ、だめだ、その週末は、誰かさんの本番前の最後の週末なので、最後の詰めをやってる頃だ。その日はちょうど木管だけ練習が無いのにね。
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