« 田園のその後 | Main | オヤジと旅をした夏の一日 »

tysdag 24. juni 2008

変イ長調プロムナード恐怖症≡High Esの呪縛

日曜のGの練習は前プロ。

今回のGの曲は、前も後もBalの好きな曲なので、毎回、練習は楽しいです。ソロは辛いが・・・。

前プロの辛いソロは、やはりHigh Es(記譜、実音 High As)です。

High Esって嫌いなんですよね~。倍音が切り替わる音で、楽器によって安定した指使いというのが、違うような気がするのですよね~。

個人練でいくら上手く言っても、いざ合奏になると、周りが静かなだけに、緊張するのですよね~。カラダがこわばってしまって、思うように自然に出来ないのですよね~。

で、その恐怖は、一つ前のプロムナードから押し寄せてくるのです。

そのプロムナードでは、トップにもHigh Es(記譜、実音 High Es)があって、これが鬼門なのですよ。

Balは今までに3回、この曲のトップを吹いたことがあるのですけど、恐れを知らぬ若かりし頃に吹いた2回は、チュイレリーも含めて、いとも簡単にこれを吹いたような気がするのですけど(もしくは、ppにならなくても、何も心が傷まなかったのかもしれない)、3回目にトップを吹いたときは、幾分、歳を取ったせいか、「やや恐怖」に変わっていったのです。

そんなのを現在のトップに吹聴したせいか、現在のトップはこの音が鬼門になっていて、周囲も、思わず体がこわばってしまっているような雰囲気も。

有名なブージーのDifficult passages Vol.3に、今回の前プロも乗っているんだけど、チュイレリーとか、ひよこの踊りは載っていても、このソロは載っていなかったんじゃなかったっけ?

まぁ、それはそれとして、トップにしても、こちらのパートにしても、記譜のHigh Esという音をppで吹けというのは、「ややつら」な音であります。

さて、ところで、この前プロ。一回目に某野外ステージで吹いたときは、練習回数が少なかったし、楽しいメンバーで演奏したせいか、あっという間に終わり、演奏し終わって充実感ってのがなかったのですが、その後、団伊久磨さんの番組を見たりして、この曲に対する理解が深まったせいか、今となっては、どっぷりと重みを感じる曲となっています。

一つ一つの動機が魂がこめられて書かれているような気がして、それを、目いっぱい、ありったけの気持ちで演奏すると、それだけで心が満たされて、精神的な疲労感が生まれるのです。

そんなところに、この曲の演奏をしたときの充実感があるのでしょうかね。

そして、あともう一つ。

この曲を練習してるとき、すごく気になるのが音程。

元来、ピアノ曲なわけですし、ピアノは3本の弦の中で微小な差はあるものの、一つのキーを叩けば、打鍵疲労はあるものの、いつも同じ、一つの音程が鳴るわけですから、それがオーケストラで、あちらの楽器、こちらの楽器で、違う音がすると、気持ち悪く感じるわけです。

この週末も、下手なりに、自分でピアノを弾いて音をトレースして、そういう記憶があるので、平均率からはみ出た音が聞こえたり、自分でそんな音を出したりすると、全然スッキリしなくて、居心地悪いんですよね。

で、それを修正しようと注意が音程に向かうと、音楽からは離れていってしまうのです。

困ったもんです。

|

Comments

Post a comment